広尾町ってどんなまち?
広尾町は北海道十勝の南に位置する町です。親潮と黒潮が混ざり合い、シシャモの水揚げ量が日本一を誇るほか、秋サケ、コンブなど、まさに北海道といえる海の幸が水揚げされています。農業の中心は酪農ですが、肉牛生産、小麦、てん菜、ばれいしょ、豆類などの畑作も行われています。
気候は海に面しており、夏は比較的涼しい地域です。また冬は暖かく昼夜の寒暖差も比較的少ないなど、温暖な気候となっています。海・山といった雄大な自然とおいしい食材を楽しめる北海道らしい港町です。
主なアクセス
【航空機】
羽田空港→帯広空港 1時間35分
帯広空港→広尾町 車で1時間
【鉄道】
帯広-広尾(十勝バス) 約2時間
札幌-広尾(JR北海道バス・都市間バス) 約4時間25分
【自動車】
帯広-広尾(約83km) 約1時間30分
釧路-広尾(約150km) 約3時間
札幌-広尾(天馬街道経由約240km) 約4時間
広尾町のキーワード
サンタランド&大丸山森林公園
サンタクロースに関連した施設「サンタの家」があり、クリスマスシーズンには鮮やかなイルミネーションが灯ります。プロポーズにふさわしい場所として恋人の聖地ともされています。サンタの丘では、夏場には約20種類の宿根草が咲き誇り、広大な海を眺めることができます。恋人同士や家族連れなどが楽しめる広尾町を代表するおでかけスポットです。
黄金道路
えりも町庶野~広尾町音調津の33.5kmは通称「黄金道路」と呼ばれています。「金を敷き詰めたように資金が費やされた道路」というのが名前の由来です。夏は昆布漁を見ることができるほか、断崖絶壁の海岸線の見事な景観を楽しむことができます。サーフィンのスポットとしても有名な場所です。
フンベの滝
アイヌ語で「鯨の獲れる浜」という意味で「フンベ」と名づけられています。国道336号沿い、広尾市街から約4kmほどの場所にあります。フンベの滝は川の流れではなく、岩の間からにじみ出ている地下水であり、珍しい滝となっています。崖の岩の隙間から流れる水は涼しげで清らか。冬には氷柱となり、また違った表情を見せてくれます。
シシャモ
広尾町では、サケ、毛ガニ、ウニ、ホッケ、キンキなど様々な海産物が水揚げされます。また昆布漁もさかんです。特にシシャモは日本一の水揚げを誇ります。シシャモラリーの開催やシシャモを使ったコロッケ「しゃロッケ」の開発など、「シシャモの水揚げ日本一のまち」として様々なPRを行っています。
毛ガニ
広尾町では、年間50トンを超える毛ガニが水揚げされます。毎年12月には「広尾毛がにまつり」が開催され、さまざまな広尾産の海産物が販売されます。2メートルの大釜で茹でられた毛ガニの即売、熱々の毛ガニ汁の販売が行われ、広尾産の毛ガニを味わうことが出来ます。
サケ
銀色の見た目が美しいサケ。秋が旬ですが、春から初夏に獲れるものは「トキシラズ」と呼ばれます。身が柔らかく脂の乗りが良いのが広尾産のサケの特徴です。脂の乗り4kgを越えるもののうち、特に鮮度が高く、美しいものとして厳選された希少な秋鮭を「広輝」ブランドとして販売もしています。
サーフィン
広尾川の河口付近やフンベ地区から美幌地区の間は、北海道で大人気のサーフスポット。週末には、十勝管内の人々をはじめ各地から訪れる多くの人々でにぎわいます。ビーチブレイクと言われる比較的乗りやすい波が発生するため、初心者の方にも人気があるサーフスポットになっています。
十勝港海上花火大会
毎年8月に行われる「十勝港海上花火大会」は、毎年大勢の人でにぎわいます。十勝管内の港で開催される唯一の花火大会として夏の風物詩となっております。中国花火や海面に咲く華やかな水中花火が夜空を彩ります。日中には、よさこいソーラン演舞などが披露され模擬店が並びます。