中野 登茜
Nakano Toua
中標津町出身。1年間江別市にあるJAカレッジに通った後、JAひろおに入組しました。営農事業部農業支援課に在籍し、乳検(にゅうけん)の担当として牛乳のサンプルをとり検査センターに送る仕事を担当しています。農家さんや検査センターの担当者の方とコミュニケーションをとりながら仕事を少しずつ覚えているところです。
中標津町はもともと広尾町と同じく酪農地帯で、小さい頃から農業がとても近い距離にあったことが大きいと思います。とはいえ農協や農業について知識があったわけではないので、まずは学んでみたいと思ってJAカレッジに1年間通いました。
十勝の農協を選んだのは、十勝は農業がさかんな地域なので、より充実して働けると思ったからです。
今は乳検を担当しています。一頭一頭の生乳のサンプルをとって、検査センターに送る仕事です。私ともう一人の2名体制で1ヶ月に1回のペースでサンプルをとっています。
生乳の成分の数値の結果をもとに農家さんを訪ねて改善提案をしたり、1年間の営農計画書の月ごとの進捗を見て農家さんにアドバイスをしています。
まだ1年目で何もわからない状態で、農家さんと話をしながら勉強をさせていただいています。親切に教えていただけて、とてもありがたいです。
JAひろおは農家さんとすごく密接に関わっている印象があります。先輩職員のみなさんが、農家さんから本当に信頼されているんだと思います。自分自身も信頼を得て悩みを話してもらえるような職員になりたいですね。
中島 賢也
Nakajima Kenya
広尾町出身。飼料会社での勤務を経てJAひろおに入組。燃料施設課の一員としてホクレン広尾セルフSSで勤務をしています。前職とはまったく違う環境での仕事ですが、持ち前の笑顔と明るさで接客や整備の仕事を少しずつ覚えているところです。
ガソリンスタンドで接客などをしています。接客の仕事をするのは初めての経験でしたので最初は不安でしたが、意外と人見知りもせずに仕事ができて、とっても楽しく働けています。接客はもちろんですが、オイル交換などの軽作業やホームタンクの交換なども任せてもらえうようになってきて、仕事の幅も広がっていますね。
当然ですが広尾町のお客様も多いですし、なじみのお客様がたくさんいる印象ですね。組合員の方も多くいらっしゃって、とても距離が近い印象で、お話していてとても楽しいです。先輩方が組合員の方のことをすごく理解していてさすがだなと思います。
また、広尾町はツーリングしているバイクの方も多い印象ですね。
入組したばかりで、ガソリンスタンドの経験しかないので、本所のみなさんがどういう仕事をしているかがまだ分からなく、遠い未来のことはまだまだ考えられていませんが、まずは今の仕事を強化していきたいですね。まだまだ他のみなさんよりスムーズにできていないと思うので。農協での資格取得の補助もあるので、資格取得についても頑張って、仕事の幅を広げていきたいと思っています。
鎌田 徹
Kamada Toru
工場がある広尾町紋別で生まれ育ち、ものづくりに携わりたいと、2019年にまったくの別業種から転職してきました。入組前に溶接や玉掛け、小型クレーンの資格を取得し、念願だった技術職として活躍しています。整備工場は車と鉄工に大きく分けられますが、現在鉄工の担当として農家さんの製作オーダーに応えています。
小さい頃からここの近所に住んでいて、工場の仕事の様子はよく見ていてかっこいいと思っていました。大人になって自分自身も家のウッドデッキを自分で造ったり、ものづくりがとても好きになっていて。20年以上まったく違う仕事をしていたんですが、やっぱり技術系の仕事をやりたいという気持ちが強くなり、思い切って転職しました。
現在手掛けている仕事は、仔牛を運ぶカゴを製作する仕事です。農家さんから「こういうものを作ってほしい」という依頼をいただき、イチから製作しています。どういうショベルを付けるか、サイズはどうするか、扉の付け方をどうするかなど、農家さんの環境や要望をもとに細かく設計し、製作します。その他にも柵や扉のほか農家さんのリクエストに応じて製作を行っています。
また、製作したものの修理などがあれば、実際にお伺いして対応しています。
やはり農家さんにお役に立てることだと思います。製作したものを届けたり、壊れてしまったものを直したり、緊急修理の対応をしたりした結果「助かった」「ありがとう」と言っていただけるのは嬉しいですね。
これからは溶接の技術を高めてよりよい仕事ができるようになりたいですね。それとオーダーで製品を作るので、アイデアも磨いていきたいですね。
若い人が少ない職場ですが、喜びや楽しみが多い仕事なので、一緒に働いてくれる人が出てきてくれるとうれしいです。